癒しの翼
『テイルズオブシンフォニア』のロイド受けで小説を書いていきたいと思います。 今、はまっているのは、ルクロイとゼロロイです。 コメントなど頂けると、励みになります!!
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かなり遅れて『シンフォニア』を知り、ロイド君が大好きになった飛翔と申します。
同士の方は、是非よろしくお願いします!
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2025/09/05 (Fri)
2009.01.26
有心論
『神子』
それは、この世に生まれおちた瞬間から…いや、俺という命が母体の中に出来た瞬間から、俺にくっついていた称号。
望んでもいない地位は、俺の心を歪ませるには充分な存在感だった。
『神子様っ!』
『ゼロス様ー!』
ゼロス
俺の名前だ。
俺だけを示す言葉。
唯一の俺だけのもの…
誰も俺を…『ゼロス』を求めてなんかいねぇんだ。
だから、俺も自分をさらけ出すなんて事はしねぇぜ。
『俺』は、俺だけのものだ。
『お前ってさ…』
女性たちに笑顔を振りまいていた俺を、呆れた顔が見上げてくる。
『ゼロスっ!!』
必死の険相で、モンスターに囲まれている俺の元へ駆けよってくるアイツ。
『へへっ』
クールになりたいといいながらも、さらすガキくせぇ笑顔。
…でも、アイツの視線にも、言葉にも、笑顔にも…ウソは一つもないんだ。
良く言えば真直ぐ、悪く言えば単純な奴だ。
一緒にいると、フリじゃなくても構いたおしている自分が居る。
だってさ、心地いいんだ。
アイツの傍は、俺のまわりの『偽』を消し去る。
…あぁ、きっとこれが本当の『好意』ってやつなんだな。
何て言ったのか…思い出せない。
今、自分の口から発した言葉も理解出来ない状態だった。
でも、告白めいた事を言った事だけは自覚していた。
目の前に居るアイツ…ロイドは動かない。
でも…ロイドは少しも俺から目をそらさない。
真直ぐに見上げてくる丸い瞳は、何処までも澄み切っている…。
「ロイ…っ。」
取り繕う言葉を考えながら、口を開くと…目の前のロイドに変化がおこった。
白い頬に、次々と透明な雫が滑り、地へ落ちてゆく。
「…………………。」
ロイドは何も言わない。
表情も変わらない。
ロイドの口が動く。
けれど音を生さないそれは、空気を揺らす事すら出来ないような小さなもので…。
ただ…………ロイドの顔が、今まで見たどんなものよりも綺麗な泣き顔に見えた。
だからだろうな。
何だか、あったかくなってきて、気がついてたら口の端があがっていた。
ゆっくりと右手をロイドの左頬に伸ばして…湿った頬に触れる。
そしたら、ロイドが笑った。
照れくさそうに………。
…さっきより、あったかくなってきた。
無意識のうちに、俺は目の前のほそっこい身体を抱きしめた。
絶対に放さない。
逃さない。
欲しいんだ……………本当に、本心から望んでいるんだ。
「ロイドっ…。」
「…ゼロス。」
後頭部を撫でられる感触。
優しい…優しい手つきだ。
その手つきと同じように、優しい声が何度も俺の名前を呼ぶんだ。
俺だけの名前を………………。
強くきつく抱きしめたロイドの頬に、新たな水気がおちる。
ロイドは何も言わないで、ただ俺の頭を撫でて、軽く背中をたたき続けた。
あやされる感覚に、テレよりも先に出たのは本心だった…。
俺は泣きやんでも、ロイドを放さなかったし、ロイドも抱きしめ返してくれたから……いいんじゃねぇの?
結果オーライってな。
**********************
…あれ?
す、すみません!
何だかとんでもない駄作に…(^^;)
タイトルの曲の影響で、突発的に書いてしまいました。
『君があまりにも綺麗に泣くから僕は思わず横で笑ったよ。すると君もつられて笑うから僕は嬉しくて泣く』という歌詞が、とても好きで…この小説は、この部分の歌詞をゼロロイでイメージして表現したかったんです。
…良い歌詞からイメージしたのに、上手く書けなくてすみません(汗)
**********************
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2009/01/26 (Mon)
ゼロロイ(短編)
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